書名:植民地の問題

者: J・P・サルトル
訳者:多田道太郎、渡辺淳、鈴木道彦、海老坂武、浦野衣子、加藤晴久

定価:3045円 (本体価格2900円+税145円)
サイズ:四六判上製 
264ページ 刊行日2000年2月 
ISBN4-409-03054-X (教養書/哲学)

目次

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時代との婚姻・・・海老坂武

『一つの中国からもう一つの中国へ』・・・多田道太郎訳/植民地主義は一つの体制である・・・多田道太郎訳/『植民者の肖像と被植民者の肖像』・・・渡辺淳訳/『地に呪われたる者』・・・鈴木道彦、海老坂武訳/パトリス・ルムンバの政治思想・・・鈴木道彦訳/黒いオルフェ・・・鈴木道彦、海老坂武訳/ラッセル法廷・・・浦野衣子訳/ジェノサイド・・・加藤晴久訳/第三世界は郊外に始まる・・・鈴木道彦訳

原注・訳注
解題
人名索引


内容紹介

現代史の焦点でサルトルが突きつける歴史の方向と意味

東チモールの独立運動、アフガニスタンの内戦、そして今日のアルジェリアのテロと弾圧の悪循環。現代においても帝国主義、植民地主義、新植民地主義といった概念は、役立たずの古びた概念、過去の遺物では決してない。これらの概念は過去から現在へいたる旧植民地国の現実を解読するのによりいっそう重要になっている。(海老坂武解説「時代との婚姻」より)


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