書名:神の手 人の手 逆光の医学史

著者:立川 昭ニ 

サイズ:四六判上製 262ページ 本体価格2400円
ISBN4-409-04034-0 (自然・生命思想/専門・教養)

《目次》
神の手 人の手/医の原点・ヒポクラテス/病いとは何か――ヒポクラテスの場合/いま、ヒポクラテスに学ぶ/王の手、王の病い――ロイヤルタッチ/パラケルスス――真摯なる反逆/血をめぐる妄想と愚行/癒しと祈りの場――病院の原景/都市の空気は疫病にする/禁じられた死/神の手 人の手、ふたたび

《内容》
 
古代ギリシアの死生観、中世の祈りの場と触手療法、現代の都市の病・・・・<死と再生の聖なるトポス>を巡り経て<癒しの原景>をたぐり寄せながら、歴史の裏側に隠されたコスモロジーを再認識し、技術化・管理化が進行する現代医療への警鐘を鳴らす。

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