書名:シュルレアリスムと絵画

著者:アンドレ・ブルトン 
訳者:瀧口修造・巌谷國士 監修  粟津則雄・巌谷國士・大岡 信・松浦寿輝・宮川 淳 

定価:10500円 (本体価格10000円+税500円)
サイズ:A5判上製 590
ページ 刊行日1995年5月 復刊予定日2008年6月
ISBN4-409-10004-1 (美術批評)

目次

T シュルレアリスムと絵画
U シュルレアリスム芸術の発生と展望
V断章(一九三三―一九六一)
(「マルセル・デュシャン」、「パブロ・ピカソ」他三一篇の断章)
W 周辺
(「オブジェの危機」他27篇) 
X 他の流入、接近(一九六三―一九六五)
(「エンリコ・パイ」他5篇)


内容紹介

 この大著は、今世紀にあらわれたもっとも重要な美術書のひとつである。それはシュルレアリスムという大規模な運動に加わった多くの芸術家たちや、その前後あるいは周辺にあった多くの芸術家たちの作品を、当の運動の指揮者・体現者として愛しつつ語り、鮮烈な言葉でたたえつつ位置づけているからだけではない。現代社会とのかかわりにおいて画家の生きかたを探りながら、またときには新しい「眼」で歴史を読みかえながら、二十世紀芸術そのものの方向を鮮明に示している書物だからでもある。 
                               巌谷國士「解題」より


 


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