書名:
ぶたマン
    
洋上殺人事件

著者:ヴィルヘルム・ラーべ
訳者:倉田勇治

定価:2520円 (本体価格2400円+税120円)
サイズ:四六判上製 328
ページ 刊行日2005年8月 
ISBN4-409-13027-7(外国文学/小説)

  内容紹介欄へ

目次
目次はありません。

訳者・内容紹介

倉田勇治 くらた ゆうじ
1951年滋賀県彦根市生まれ。大阪市立大学でドイツ文学を専攻。ヘルマン・ヘッセ研究に取り組む。現在は関西の大学で兼任講師としてドイツ語教育に従事。また、CALLに関心をもち、コンピューター支援学習を展開。
著書:『アップtoデイト ドイツ語』、『ビデオで学ぶドイツ語』(朝日出版社)など。
訳書:ヘルマン・ヘッセ『雲』(朝日出版社)など。


翻訳不可能といわれた傑作長篇、世界初訳

19世紀ドイツで活躍した作家ラーべの晩年の傑作長篇小説が世界初訳。ある男が船の上で故郷の思い出を綴っているというシンプルな内容ながら、現在と過去、そのまたさらに過去、という時間軸をめまぐるしく変化させるその描き方は、19世紀の作家とは思えない斬新さ。昔の友人「ぶたマン」との再会、故郷の思い出、主人公の尊敬していた郵便配達人の死、そして過去の殺人事件の真相が……。


オーダー