書名:ヨーロッパ統合と文化・民族問題 ―ポスト国民国家時代の可能性を問う

著者:西川長夫/宮島 喬編

サイズ:四六判並製 288ページ 本体価格2200円
ISBN4-409-23024-7 (専門・教養/社会)

 

《目次》
序 歴史過程としてのヨーロッパ 西川長夫
ヨーロッパ統合と民族の理論   
宮島 /ヨーロッパ統合のなかでの外国人とは 林瑞枝/ヨーロッパ統合と女性  姫岡とし子 /ドイツ人の「脱国民化」? 高橋秀寿/スペインのヨーロッパへの統合 戸門一衛/ヨーロッパ統合と社会民主主義 宮本太郎/もしイタリアがひとつの国であることをやめるならば 村上信一郎/イギリスの解体 一條都子/統合と分裂のヨーロッパ 梶田孝道
年表 
中本真生子

《内容》
 
ヨーロッパ統合とは政治・経済・社会・文化の分野で国家の壁をなくし、ヨーロッパがひとつになる試みである。近現代史の単位であった国民国家の枠組がなくなるとはどういうことか。第一線の研究者十氏が、二一世紀の世界に不可欠のテーマを考える。

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