書名:多文化主義・多言語主義の現在 ―カナダ・オーストラリアそして日本

著者:西川長夫/渡辺公三/ガバン・マコーマック編

サイズ:四六判上製 308ページ 本体価格2200円
ISBN4-409-23026-3 (専門・教養/社会)

《目次》
多文化主義・多言語主義の現在 西川長夫/ナショナリズム・マルチナショナル・マルチカルチャリズム 渡辺公三/単一民族の神話を越えて G・マコーマック
T カナダ

多文化主義宣言への道 
木村和男/カナダの多文化主義の意味するもの 加藤普章/ケベックの選択 石川一雄/北部ケベックの先住民 スチュアート・ヘンリー
U オーストラリア
多文化主義国家オーストラリアの誕生とその現在 
関根政美/多文化主義の役割 杉原充志/先住権のゆくえ 細川弘明/文化を創造する人々 鈴木清史/非英語圏からの移住者にとっての家庭と世代間変容 佐藤真知子/ポスト・エスニックカルチャリズム 杉本良夫多文化主義への挑戦 G・パパリナス
附 関連書・関連年表

《内容》
 
多様な言語と文化が混在するカナダとオーストラリアは、試行錯誤の末、と
もに民族間の差別を禁止し、権利を同等に保障する多文化主義を国是とし
ている。「二一世紀への人権宣言」とも言われる多文化主義の可能性を第
一線の論者が記し、国民国家を問いなおす。

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