《内容》
奈良県御所市。この水平社発祥の地に育った著者が、創立者や古老からの聞き取りを通して、西光万吉ら水平社の群像と歴史の真実を求めて、人間解放の熱い息吹きのもとに迫る。部落史、水平社活動史の貴重な文献資料。宮橋國臣 みやはし くにおみ
1948年奈良県生まれ。現在奈良県立高田高校定時制教員
論・著:「清一郎少年と寺子屋の侍」『部落解放』(解放出版社、1987.5)
「水平社運動黎明期の主義者たち」『部落解放研究』(部落解放研究所、1988.7)
「蘇る水平社」『部落解放研究』(部落解放研究所、1992.4)
「被差別部落民が描かれていた切手」『部落解放研究』(部落解放研究所、1995.12)
「『すみや』は角屋ではなかった」『部落解放研究』(部落解放研究所、1996.10)
「たかが雨、されど雨」『部落解放研究』(部落解放研究所、1997.10)
「水平社発祥地の米騒動」『奈良県水平社運動史@』(奈良県部落解放研究所、1992)
『水平社の源流』(共著・解放出版社、1992)
「全国水平社の発祥地と『学校騒動』」『大阪教育大学教育実践研究』第7号(大阪教育大学教育学部、1998)
「『紙』のみぞ知る」『大阪教育大学教育実践研究』第8号(大阪教育大学教育学部、1999) |