書名:至高の人 西光万吉 ―水平社の源流・わがふるさと―

著者:宮橋國臣

サイズ:四六判上製 266ページ 本体価格1900円
ISBN4-409-24062-5 (一般・教養/社会・人権)

《目次》
新鮮な収穫をよろこぶ 宮崎芳彦/水平社発祥の地/柏原の三青年と三浦大我/「米騒動」の真相/青年の成長と燕会/傑僧大我と三青年の試練 /水平社結成への道/全国水平社創立大会の「地拵え」/全国水平社創立大会/全国水平社の歩み/西光と農民運動/西光の転向と再起/西光の不戦の誓い
あとがき/西光万吉年譜/参考文献

《内容》
 
奈良県御所市。この水平社発祥の地に育った著者が、創立者や古老からの聞き取りを通して、西光万吉ら水平社の群像と歴史の真実を求めて、人間解放の熱い息吹きのもとに迫る。部落史、水平社活動史の貴重な文献資料。

宮橋國臣 みやはし くにおみ 
1948年奈良県生まれ。現在奈良県立高田高校定時制教員

論・著:
「清一郎少年と寺子屋の侍」『部落解放』(解放出版社、1987.5)
「水平社運動黎明期の主義者たち」『部落解放研究』(部落解放研究所、1988.7)
「蘇る水平社」『部落解放研究』(部落解放研究所、1992.4)
「被差別部落民が描かれていた切手」『部落解放研究』(部落解放研究所、1995.12)
「『すみや』は角屋ではなかった」『部落解放研究』(部落解放研究所、1996.10)
「たかが雨、されど雨」『部落解放研究』(部落解放研究所、1997.10)
「水平社発祥地の米騒動」『奈良県水平社運動史@』(奈良県部落解放研究所、1992)
『水平社の源流』(共著・解放出版社、1992)
「全国水平社の発祥地と『学校騒動』」『大阪教育大学教育実践研究』第7号(大阪教育大学教育学部、1998)
「『紙』のみぞ知る」『大阪教育大学教育実践研究』第8号(大阪教育大学教育学部、1999)

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