書名:育ちゆく子に贈る詩(うた)
シュタイナー教育実践ノート

著者:不二陽子

価格:1800円
サイズ:46判並製 240
ページ 刊行日2004年1月 
ISBN4-409-24068-4 (一般/教育・シュタイナー)

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目次
序 走:シュタイナーに出会うまで/ゼミナール/ヴァルドルフ父母として/フォーラム:実践を始める/詩を贈る/雄弁な寡黙居士:うし/水/竹/まど/相手/戦士/諧謔をまとう忍者:はんせん/ぼうけん/スクリーン/区切り/ピエロ/中へ/瞬きの射手:すずめ/みずうみ/大木/道具/わざ/因果/隠り沼(こもりぬ)の淑女:冬/広場/うずめる/知る/ハードル/熱血闘士:ペガサス/海/水脈/すがた/オリ/二つの自由/夢紡ぐ乙女:くじゃく/冬の朝/ともしび/めざめ/証(あか)し/捧(ささ)げ物/マントの騎士:マルチーズ/黄金魚/月/時/出会う日/居場所/空翔ける天女:にじ/行こう/あこがれ/時/頭の中の宇宙/月の女神:月のきゅうでん/とう/とびら/私たち/使命/黒曜石の君:おきにいり/きり/神殿/どこか/巣立ち/律儀な挑戦者:山/白鳥/赤/標(しるべ)/静寂/序 奏

註/あとがき


著者・内容紹介

不二陽子 ふじ ようこ
1950年、愛媛県生まれ。お茶の水女子大学卒業。都立高校教師をへて、ドイツのヴァルドルフ教育ゼミナールに留学。同教育の実践とR・シュタイナー思想の講座、研究、執筆に従事。
著訳書:『いのちに根ざす日本のシュタイナー教育』(共著、日本ホリスティック教育協会編、せせらぎ出版、2001)、H・ホフリヒター『ヴァルドルフ その名前と歴史』(日本シュタイナー学校設立支援センター、2002)


教師が子どもに詩をおくる、という独特のスタイル!
  混迷の児童教育へ大きな刺激を与えるシュタイナー教育の実践例

構造改革で新しい形態の学校が誕生する時代、新学習指導要領で導入された総合学習。教師の独自性を尊重する授業形成を通じて子どもの生きる力を育成するというねらいとはうらはらに、子どもたちはますます取り残されてはいないか。「自覚的な自由」と「多様性」を積極的かつ厳粛に受け入れる、まさしく総合教育の原点であるシュタイナー教育を、ドイツのシュタイナー学校で母子がともに学んだ経験をもとに、日本での実践例を具体的に報告する。著者は都立高校教師を経て、現在、東京シュタイナー・シューレ講師。


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