書名:精神分裂病 臨床と病理 2

著者:松本雅彦編

サイズ:A5判上製 332ページ 本体価格4500円
ISBN4-409-34025-5 (専門/精神医学)

《目次》
戦略的エポケーについて 内海 健/分裂病を主観的に記述すること 杉林 稔/ある慢性女性分裂病患者に認められた対人姿勢に関する考察 関根義夫/世界的規模の妄想世界を巡って 広沢正孝・上田雅道・永田俊彦 /分裂病寛解前期の「寂しさ」を取り上げることの治療学的意義 工藤潤一郎/面前他者に関する注察・被害念慮 中安信夫/初期分裂病における自生記憶想起の諸相 関由賀子 /転帰からみた内因性若年−無力性不全症候群の疾患論的位置づけ 針間博彦/治療経過のなかで躁うつ化する分裂病症例 加藤 敏/非定型精神病における共同体と他者体験 木俊介 /フロイトによるパラノイア論の展開と分裂病への射程 高田知二/カオスの精神分裂病論への前哨 岡崎伸郎

《内容》
 
療論総論から分裂病モデルの試論まで、精神病理学の新しい時代にふさわしい新鮮な発想12編。

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