書名:法然の手紙 愛といたわりの言葉 オンデマンド版

訳:石丸晶子

定価:1995円 (本体価格1900円+税95円)
サイズ:四六判並製 253
ページ 刊行日1991年6月 2005年2月オンデマンド版再刊行 
ISBN4-409-49003-6 (宗教/仏教)

目次

第一部 法然の手紙

一 黒田の聖人への手紙/ニ 空阿弥陀仏への手紙/三 津戸三郎への返書/四 大胡の太郎実秀の妻への返書/五 大胡の太郎実秀への返書/六 北条政子への返書/七 九条兼実の北政所へ進ずる返書/八 九条兼実の問に答える返書/九 熊谷直実への返書/十 越中国光明房への返書/十一 式子内親王への返書/十二 平基親の書信並びに法然の返書/十三 或る人のもとへの手紙/十四 或る人に示すことば/十五 法性寺左京大夫の伯母なる女房/十六 正行房への返書/十七 往生浄土用心/十八 御消息

第二部 法然のことば

一 浄土宗を興すにあたってのことば/ニ 平重衡の問いに示すことば/三 熊谷入道(次郎直実)に示すことば/四 魚食と往生についてのことば/五 常に仰せられたことば/六 流罪のとき門弟に示したことば(抄)/七 室の津の遊女に示したことば/八 遺跡について法蓮房に示したことば/九 臨終のとき門弟たちに示したことば

あとがき


著者紹介

石丸晶子(いしまる・あきこ)/東京生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究所博士課程修了。
日本近代および現代文学専攻。東京経済大学名誉教授。著書に『有島武郎作家作品研究』(明治書院)、『面影びとは法然・式子内親王伝』(朝日新聞社)、『現代語訳・「蜻蛉日記」』(朝日新聞社)、『歴史に咲いた女たち・飛鳥、平安、源氏と平家、中世、戦国、江戸各編』(廣済堂出版、清流出版)、『こだわりの大和路・花と恋の万葉集』(祥伝社文庫)など。


内容紹介

平安末から鎌倉初頭の大動乱の時代に生きた法然は、その生涯に様々な手紙を残している。皇女、摂関家の人々から東国の武士そして名もなき民衆へと多彩である。念仏往生の教えを語る言葉の数々には傑出した第一級の人格からにじむ真実があり、深い感動を呼ぶ。


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