書名:ホロコーストのフランス(歴史と記憶) オンデマンド版

著者:渡辺和行

サイズ:四六判並製 284ページ 本体価格2500円
ISBN4-409-59002-2 (専門/フランス現代社会史)

《目次》工事中
まえがき
第一章 フランス社会と戦争の記憶
第二章 記憶と謝罪
第三章 カトリックとユダヤ人問題
第四章 ヴィシー時代のカトリック教会
第五章 カトリック教会と戦争の記憶
第六章 記憶の弁証法
第七章 記憶と責任
 

《内容》
  ドイツ軍占領下フランスのヴィシー政権による対独協力とユダヤ人迫害。それに加えてキリスト教界の沈黙。「人権とレジスタンス」の神話が覆る。記憶の継承と国家の責任という日本でも緊急の歴史課題を追究し、苦悩するフランスデモクラシー像を鋭く開示する。

渡辺和行  わたなべ かずゆき
1952年生まれ。奈良女子大学文学部教授(フランス近・現代史)
主な著書:『ナチ占領下のフランス』講談社1994年、『規範としての文化(共著)平凡社1990年、『フランス近代史』(共著)ミネルヴァ書房1993年 、『フランス史3』(共著)山川出版社1995年、『人のいのちの法』(共著) 法律文化社1996年、『現代フラン政治史』(共著)ナカニシヤ出版1997年 他。

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