書名:陰陽五行と童児祭祀

著者:吉野裕子

サイズ:四六判上製 198ページ 本体価格1900円
ISBN4-409-54019-X (専門・教養/民俗学)

《目次》

第一章 陰陽五行の概要/第二章 季節の転換呪術と童児/第三章 作神としての童児/第四章 制水呪術と童児/第五章 福神童児―ザシキワラシ考/第六章 職業と呼び名―梅王・松王・桜丸と丑松・寅松/第七章 座摩巫(いかすりのみかんなぎ)考―伊勢神宮の秘神・波波木神によせて
おわりに

《内容》
日本の祭りには中国の陰陽五行思想の深い影響にある。季節の循環を促す調候呪術や制水の呪術に童子が重要な役割を果たすのは何故か。祇園祭稚児、初午稲荷童子、大和の暴れ祭り、ザシキワラシ他、日本各地の子ども祭りをとりあげ、その失われた意味を探る労作。

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