書名:千の顔をもつ英雄 上・下  オンデマンド版

著者:ジョゼフ・キャンベル
訳者:平田武靖・浅輪幸夫 監訳

サイズ:A5判並製 266・286ページ 本体価格 各2800円
ISBN4-409-59008-1

 

《目次》
上巻
序文
プロローグ:神話と夢・悲劇と喜劇・英雄と神・世界の臍第一部 英雄の冒険:第一章 出立冒険への召命・召命の辞退・超自然的なるものの援助・最小の境界の越境・鯨の胎内 第二章 イニシエーション試練の道・女神との遭遇・誘惑者としての女性・父親との一体化・神格化・終局の恩恵    原註/図版説明

下巻
第三章 帰還―帰還の拒絶・呪的逃走・下界からの救出・帰路境界の越境・二つの世界の導師・生きる自由  第四章 鍵―/ 第二部 宇宙創成の円環:第一章 流出―心理学から形而上学へ・宇宙の循環・虚空から―空間・空間の内部で・一から多へ・創造の民話 第二章 処女出産―母なる宇宙・運命の母胎・救世主を孕む子宮・処女母の民話 第三章 英雄の変貌―始源の英雄と人間英雄・人間英雄の幼児期・戦士としての英雄・恋人としての英雄・皇帝もしくは専制君主としての英雄・救世主としての英雄・英雄の離別 第四章―消滅―小宇宙の終末・大宇宙の終末/エピローグ 神話と社会:もろもろの相をもつもの・神話/儀式/瞑想の機能・現代の英雄

原註/図版説明/訳者あとがき/索引

《内容》
古今東西の神話・伝承に登場する英雄たち(アポロン、ブッダ、キリスト、マホメット、老子、アマテラス、…)を、ユング心理学の原理に立って分析し、そこに現れる無意識の象徴の意味を明かし、われわれが、己の内なる真実に心開くように励ましている。

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