書名:生きてゆくためのサイエンス(生命論パラダイムの現在)

著者:平野勝巳

サイズ:四六判上製 248ページ 本体価格2000円
ISBN4-409-93002-8 (一般・教養/科学一般)

《目次》
T 宇宙とは何か
人間は宇宙の中心か−宇宙の人間原理  桜井邦朋/宇宙は無数に存在する−多世界解釈 田純夫 /すべての時空間はつながっている−シンクロニシティ  湯浅泰雄
U 生命とは何か
生物は淘汰されず、共存する−実験進化論  四方哲也/生命はシステムを超えている−スーパーシステム  多田富雄/「自己」と「他者」が出会う場所−自他非分離  清水 博/新しい生命論が教育を変える−オートポイエーシス  今井重孝
V 認識とは何か

世界は意味にあふれている−アフォーダンス  佐々木正人/科学はひとつの物語か−パラダイム  野家啓一/
宇宙の投影としての脳とこころ−ホログラフィックな世界  濱野恵一
W 世界とは何か

共生の理論は世界を越える−ガイア  森山 茂/科学と哲学を結ぶ−生命的宇宙  小林道憲/華厳とシュレーディンガー−複雑系  中村量空                         

《内容》
A5判 248頁 現代科学の最前線が今大きく揺らぎ、生命は「いかに」あるかから「何故」あるのかが真剣に問われている。自然科学、哲学、心理学、教育学の第一線研究者の意欲的な取組のエッセンスを紹介しながら豊かで深い〓知り方〓とは何かを問う注目の書。朝日新聞書評絶賛。 ¥2000
 

オーダー