書名:資本と言語ニューエコノミーのサイクルと危機

者:クリスティアン・マラッツィ
訳者:柱本元彦 監修:水嶋一憲

定価:2625円 (本体価格2500円+税125円)
サイズ:四六判上製 
208ページ 初版刊行日2010年6月 
ISBN
978-4-409-03077-6 (現代思想)

目次

英語版まえがき 「労働する言語」(マイケル・ハート)

第一章 ポストフォーディズムからニューエコノミーへ
 序
 歴史的起源
 世論の至上権
 言語分析の道筋
 ポストフォーディズムの顕著な特徴
 労働時間についての批判的考察
 貨幣の言語的次元について
 ニューエコノミーとアテンションエコノミー

第二章 新しい景気循環
 危機のクロニクル
 中核=周辺モデルについて
 マンデルによる景気循環

第三章 剰余価値の回帰
 経済循環と剰余価値の貨幣化
 循環形態の合理性
 退蔵とマルチチュード
 退蔵とパニック
 〈一般的知性〉のスクラップ化

第四章 戦争と景気循環

解説 「追伸――〈金融〉と〈生〉について」(水嶋一憲)
訳者あとがき
参考文献・人名索引


内容紹介

経済と社会を結ぶハードコア。金融経済とポストフォーディズムの労働、現代世界において支配的となった剰余価値生産の新たなる形態を、言語行為論から析出する。


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