|
書名:発達障害児のための実践ソーシャルスキル・トレーニング 著者:小谷裕実 |
目次 |
はじめに
第 I 部 ソーシャルスキル
1 ソーシャルスキルとは何か
(1)定義
(2)ソーシャルスキルは学ぶものか?
(3)ソーシャルスキルの獲得を阻むもの
(4)ソーシャルスキルの構成要素
(5)ライフスキルとソーシャルスキル
2 子どもの定型発達とソーシャルスキル
(1)1歳半まで
(2)3歳まで
(3)5歳まで
3 発達障害児におけるソーシャルスキルとその課題
(1)発達障害とは何か
(2)高機能広汎性発達障害とソーシャルスキル
(3)注意欠陥多動性障害とソーシャルスキル
4 気づきのヒント・対応のポイント――保護者の悩み、周囲の気がかりから
(1)乳児期
(2)幼児期
(3)小学生
(4)中学生
(5)高校生
第U部 ソーシャルスキル・トレーニング(SST)
1 SSTの方略
(1)SSTが目指すもの――「違いを知り、認め方を学ぶ」
(2)SSTだけが社会適応を改善する唯一の方法ではない
(3)適切な集団があってこそ
(4)子どもの特性を探る
(5)生活拠点における対人環境
(6)子どものソーシャルスキルを評価する
(7)SSTを組み立てよう――治療的介入、予防的介入、発達的介入
2 SSTの実践
(1)幼児編
A ゲーム活動で社会性を育てよう
(2)小学生編
B ゲーム活動で社会性を育てよう(小学生編)
C 日ごろのトラブル――脚本を作りドラマで演じてみよう
D キャリア教育で職業意識を育てよう
E 「会議」で思いや考えを伝え合おう
(3)中学生編
F こんなときどうする?
(4)民間支援のプログラム
G 京都YMCAのサポートプログラム
H 奈良YMCAのサポートプログラム
3 活動リーダーの「ここだけの話」
(1)SSTのリーダーとなって、戸惑ったこと・苦労話
(2)効果的であった工夫と、効果のなかった(あるいは逆効果であった)対応
(3)自分自身の、SSTのリーダーとなった前後の変化
(4)リーダーから子どもたちへのメッセージ
参考文献
あとがき
著者紹介 |
小谷裕実(こたに・ひろみ)/1962年生。京都府立医科大学卒業。現在、花園大学社会福祉学部教授、小児神経科医。共著書に、『大学・高校のLD・AD/HD・高機能自閉症の支援のためのヒント集』(黎明書房)、『自閉症児のココロ』(クリエイツかもがわ)、『新生児フォローアップガイド』(診断と治療社)、『重症児・思春期からの医療と教育』(クリエイツかもがわ)など。
内容紹介 |
教育現場に最適な、年齢別の八つの実践例で学べる入門書。