書名:発達障害児のための実践ソーシャルスキル・トレーニング

者:小谷裕実

定価:2100円 (本体価格2000円+税100円)
サイズ:A5判並製 
164ページ 初版刊行日2009年9月 
ISBN
978-4-409-24083-0 (教育・心理)

目次

はじめに

第 I 部 ソーシャルスキル
  1 ソーシャルスキルとは何か
  (1)定義
  (2)ソーシャルスキルは学ぶものか?
  (3)ソーシャルスキルの獲得を阻むもの
  (4)ソーシャルスキルの構成要素
  (5)ライフスキルとソーシャルスキル
  2 子どもの定型発達とソーシャルスキル
  (1)1歳半まで
  (2)3歳まで
  (3)5歳まで
  3 発達障害児におけるソーシャルスキルとその課題
  (1)発達障害とは何か
  (2)高機能広汎性発達障害とソーシャルスキル
  (3)注意欠陥多動性障害とソーシャルスキル
  4 気づきのヒント・対応のポイント――保護者の悩み、周囲の気がかりから
  (1)乳児期
  (2)幼児期
  (3)小学生
  (4)中学生
  (5)高校生


第U部 ソーシャルスキル・トレーニング(SST)
  1 SSTの方略
  (1)SSTが目指すもの――「違いを知り、認め方を学ぶ」
  (2)SSTだけが社会適応を改善する唯一の方法ではない
  (3)適切な集団があってこそ
  (4)子どもの特性を探る
  (5)生活拠点における対人環境
  (6)子どものソーシャルスキルを評価する
  (7)SSTを組み立てよう――治療的介入、予防的介入、発達的介入
  2 SSTの実践
  (1)幼児編
    A ゲーム活動で社会性を育てよう
  (2)小学生編
    B ゲーム活動で社会性を育てよう(小学生編)
    C 日ごろのトラブル――脚本を作りドラマで演じてみよう
    D キャリア教育で職業意識を育てよう
    E 「会議」で思いや考えを伝え合おう
  (3)中学生編
    F こんなときどうする?
  (4)民間支援のプログラム
    G 京都YMCAのサポートプログラム
    H 奈良YMCAのサポートプログラム
  3 活動リーダーの「ここだけの話」
  (1)SSTのリーダーとなって、戸惑ったこと・苦労話
  (2)効果的であった工夫と、効果のなかった(あるいは逆効果であった)対応
  (3)自分自身の、SSTのリーダーとなった前後の変化
  (4)リーダーから子どもたちへのメッセージ

参考文献

あとがき


著者紹介

小谷裕実(こたに・ひろみ)/1962年生。京都府立医科大学卒業。現在、花園大学社会福祉学部教授、小児神経科医。共著書に、『大学・高校のLD・AD/HD・高機能自閉症の支援のためのヒント集』(黎明書房)、『自閉症児のココロ』(クリエイツかもがわ)、『新生児フォローアップガイド』(診断と治療社)、『重症児・思春期からの医療と教育』(クリエイツかもがわ)など。


内容紹介

教育現場に最適な、年齢別の八つの実践例で学べる入門書。


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