書名:フェミニズムはだれのもの?―フリーターズフリー対談集

者:有限責任事業組合フリーターズフリー

定価:1890円 (本体価格1800円+税90円)
サイズ:四六判並製 
252ページ 初版刊行日2010年4月 
ISBN
978-4-409-24086-1 (社会問題)

目次

はじめに(栗田隆子)

1 「おひとりさま」と「フリーター」は手を結べるか(上野千鶴子×貴戸理恵×大澤信亮×栗田隆子×杉田俊介)

フリーターズフリーについて
自己紹介(栗田・大澤・杉田・貴戸)
繋がり、分け合う
ほうっといてくれ
後続をつくる
徹底的な差異
私が出す解はあなたの解にはならない
「労働」そのものを変えていく

2 労働にとって「女性」とは何か(村上潔×栗田隆子×生田武志)

出版流通の問題
女性・主婦問題の発掘
主婦とフリーター
ないものとされた存在
女性の野宿者はなぜ少ないか
セーフティネットだけでは足りない
「主婦」のリサイクル
主婦とフリーター、共闘の難しさ
質疑応答

3 性≒暴力≒労働――堅気の仕事はどこにあるのか?(鈴木水南子×栗田隆子)

労働時間は八時間を知らなかった
知性と理性と自尊心
結婚制度は何のためにあるのか分からない
男性は猛獣?
男性は排除?
セックスワークの社会的位置づけを考える
ツケが回る
堅気の仕事を作ろう

4 草食系男子と性暴力(森岡正博×杉田俊介)

草食系男子と非モテ
草食系の優しさと暴力
メンズリブの歴史性
田中美津の問い
生命学の根本問題
動物における生命論
生命の宗教性
男であることの暴力
身体性の否定
子どもからの問いかけ

5 フェミニズムとカトリックの間で(栗田隆子×生田武志×大澤信亮×杉田俊介)

「書く」ことに専念する
フェミニズムとの出会い
シスターとの出会い
不登校の時代
偽の対立と代理戦争
被害と加害
変える/変わるということ
概念を変える
再分配について
言葉を流通させる
母と娘
資本制を超える
「売文婦」として生きる

おわりに(生田武志)


内容紹介

上野千鶴子、森岡正博、貴戸理恵など多彩なゲストを迎えてのフリーターズフリー・トーク集第2弾。


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