書名:フリーターズフリー Vol.1

発行・編集:有限責任事業組合フリーターズフリー 発売:人文書院

定価:1575円 (本体価格1500円+税75円)
サイズ:並判上製 
336ページ 刊行日2007年6月 
ISBN978-4-409-24801-0 (社会問題)

目次

巻頭言 フリーターズフリーヘようこそ!――わたしたちの出発点巻頭セッション ”生”を切り崩さない「仕事妄考える   生田武志×杉田俊介×栗田隆子×大澤信亮

T  不安定就労の現場
無能力批評 disability critique A 『フリーターズフリー』創刊号に寄せて  杉田俊介/生きづらさとプレカリアート  雨宮処凛/働く理由  城繁幸/自分がホームレスになると思っていなかった人達  斉藤広/働きたくても働けない人間だっているぞ!バカヤロ ー!  白井勝美/おまえの言っていることは正しい、けれど人間は・・・・・・  小泉圭/ロールケーキの自己防衛  中田うい

U  現実を変える実践
因っている人がいつでも相談できる場所でありたいよね  首都圏青年ユニオン書記長河添誠 聞き手=杉田俊介/ビジネス手法で社会問題の解決に  有限会社ビッグイシュー代表佐野章二+ 瀧氏 聞き手=生田武志 /君についての覚書  大澤信亮/期間工やる前に読んでおけ! ドンキー工具.Jr×大澤信亮

V 女性と労働
「不登校の“その後”生きる女性の語り」に向けて  貴戸理恵/“ないものとされたもの”これくしょん(前編)  栗田隆子/私は日雇い派遣しかできません(>△<) VIVAじぶん!!★  ちろる×栗田隆子/無能力批評 disability critique B:プロレタリアート/ウーマンリブ/青い芝  杉田俊介

W 理論
フリーター≒ニート≒ホームレス  生田武志/生活保護とベーシック・インカム  野崎泰伸

X 言葉と社会
“ないものとされたもの”これくしょん(後編)  栗田隆子/無能力批評 disability critique  C 労働と文学のふるさと  杉田俊介/組合文学論  大澤大澤信亮


内容紹介

労働と生を考え抜くフリーターマガジン、満を持しての創刊!!

「フリーターズフリー」は、「“生”を切り崩さない[仕事]を考える」「働けと言わないワーキングマガジン」を目指し、不安定なまま働く当事者たちの視点によりそい、かつ、フリーター、派遣労働者、野宿者、障害者、外国籍労働者などの生を複眼的に捉えようとする、そしてそこから生きた「明日」を見出そうとする、そんな雑誌スタイルのメッセージブックであろうとしています。1号では現場からの声とともに、力強く、幅広い文章が揃いました。『フリーターにとって「自由」とは何か』(杉田俊介)、『〈野宿者襲撃〉論』(生田武志)から1年半、「若年層労働問題」を根底から再考する、革命的プロジェクトついにスタートです。[フリーターズフリー=大澤信亮、杉田俊介、生田武志、栗田隆子]


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