書名:ユングコレクション4 アイオーン

者:C・G・ユング/M・L・フォン・フランツ
訳者:野田倬

定価:6825円 (本体価格6500円+税325円)
サイズ:A5判上製 
552ページ 刊行日1990年11月
ISBN978-4-409-31024-3 (心理学)

目次

序言

第一部 自己の象徴性についての考察
第 I 章 自我
第 II 章 影
第III章 シジギー――アニマ・アニムス
第IV章 自己
第V章 キリスト、自己の象徴
第VI章 双魚宮
第VII章 ノストラダムスの預言
第VIII章 魚の歴史的意味について
第IX章 魚シンボルの反対傾向並存
第X章 錬金術における魚 一 クラゲ(水母) 二 魚 三 カタリ派の魚象徴
第XI章 魚の錬金術的解釈
第XII章 キリスト教的錬金術の象徴表現の心理学に関する一般的背景
第XIII章 グノーシス主義における自己の象徴
第XIV章 自己の構造と力動性
第XV章 結語

第二部 ペルペトゥアの殉教――心理学的解釈の試み
 I  序論
II 文献
III 殉教者達の正統信仰の問題
IV 聖女ペルペトゥアの生涯
V 幻視
VI 第一の幻視の問題
VII 第二および第三の幻視の問題
VIII 第四の幻視の解釈

原注
訳者あとがき
人名索引
事項索引


訳者紹介

野田 倬(のだ・あきら)/1936年福岡県生まれ。九州大学独文科卒業。ドイツ文学・文芸理論専攻。日本ユングクラブ会員。訳書にG・アードラー『魂の発見』、ユング『自我と無意識の関係』、O・ランク『英雄誕生の神話』、フロイト『ある五歳男児の恐怖症分析』(共訳)、トーマス・マン『非政治的人間の考察』など。


内容紹介

象徴史研究

時間・永劫を意味する「アイオーン」は時間概念に空間概念を付与されて神秘的人格を獲得した。その変遷と意味を、古代の密儀、グノーシス主義、錬金術、占星術、キリスト教に探る。フォン・フランツの「ペルペトゥアの殉教」論も収録。


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