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書名:新版 転移/逆転移 編者:
氏原 寛・成田 善弘 |
目次 |
まえがき
序 章 転移/逆転移に関する覚え書 氏原 寛
第一章 「恐ろしい『それ』」「私」の危機としての転移/逆転移 藤山直樹
第二章 厄介な出来事(?)転移/逆転移 菅 佐和子
第三章 すべてが転移/逆転移……ではないとしても 松木邦裕
第四章 転移/逆転移の取り扱いかた 人は何によって癒されるのか? 李敏子
第五章 「転移/逆転移」概論 フロイト派の立場から 中本征利
第六章 関係性に生きる心理臨床 臨床イメージ研究の視点から 藤原勝紀
第七章 転移/逆転移と元型の問題 ユング派の立場から 横山博
第八章 「転移劇」としての治療 岡田敦
第九章 治療者が傷つくことと生き残ること 鈴木龍
第十章 夢に現れた転移/逆転移 渡辺雄三
終 章 役割からの逸脱と再統合 成田善弘
著者紹介 |
氏原 寛 うじはら・ひろし
1929年生まれ、京都大学文学部卒業。帝塚山学院大学大学院人間科学研究科教授。学術博士、臨床心理士。
主著訳書:『カウンセリングの実践』(誠信書房、1985年)、『意識の場理論と心理施床』(誠信書房、1993年)、『ユングを読む』(ミネルヴァ書房、1999年)、『カウンセラーは何をするのか』(創元社、2002年)、『ロールシャッハとTATの解釈読本』(
培風館、2005年)、C.G.ユング『子どもの夢』(監、人文書院、1992年 品切)、A.ヤッフェ編『ユング そのイメージとことば』(誠信書房、1995年)ほか。
成田善弘 なりた・よしひろ
1941年生まれ、名古屋大学医学部卒業。桜クリニック嘱託。精神科医、臨床心理士。
主著訳書:『精神療法の第一歩』(診療新社、1981年)、『心身症と心身医学』(岩波書店、1986年)、『青年期境界例』(金剛出版、1989年)『精神療法家の仕事』(金剛出版、2003年)、『強迫性障害』(医学書院、2002年)、『贈り物の心理学』(名古屋大学出版会、2003年)、J.F.マスターソン
『逆転移と精袖療法の技法』(星和書店、1987年)ほか。
内容紹介 |
精神療法 実践へのヒント
多派多分野にわたる心理療法家と精神科医が臨床界の大問題に真正面から挑む〈心の専門家〉必携の書。(新版)