書名:嘔吐 新訳 著者:J-P・サルトル |
書名:大いなる神秘の鍵 著者:エリファス・レヴィ |
書名:嘔吐 新訳 四六判並製340頁 予定本体価格1900円 刊行予定7月 60年ぶり待望の新訳!存在の真実を探る冒険譚 港町ブーヴィル。ロカンタンを突然襲う吐き気の意味とは……一冊の日記に綴られた孤独な男のモノローグ。
-----物が「存在」であるように、自分を含めた人間もまた「存在」であることにロカンタンは気づく。そうだとすれば、われわれがこの世界に生きているのも偶然で、何の理由もないはずだろう。われわれはみな「余計な者」である。この発見は強烈で、作品全体に一種のアナーキーな空気を漂わせている。(中略)これは政治運動としてのアナーキズムの意ではなく、独りきりの孤立した人間が練り上げたラディカルな思想を指している。(訳者あとがきより)
鈴木道彦(すずき・みちひこ)
|
書名:大いなる神秘の鍵―エノク、アブラハム、ヘルメス・トリスメギストス、ソロモンによる― A5判上製540頁 本体価格6400円 刊行予定 2010年(刊行日が遅くなりました。申し訳ございません) エリファス・レヴィ魔術三部作の完結。今明かされる秘術のすべて!
『高等魔術の教理と祭儀』(1856年)、『魔術の歴史』(1860年)に続く、1861年に成った近代オカルティズムの祖レヴィによる魔術三部作の完結篇。オカルティズムの奥義とは何か。それを知ればいかなる力が得られるのか。そもそもそのような奥義は存在するのか。「オカルト=隠す」の原義からすれば、最後までその謎は謎のまま終わるのだろうか。はたまた、隠者レヴィにとってオカルティズムが究極の革命思想であったことに鑑みれば、社会変革の何らかの啓示がもたらされるのだろうか。黒い聖典『魔術の歴史』で予告された大神秘の鍵の行方は如何に。 |
以下企画進行中―――――(タイトルはすべて仮題)
ジャック・ドンズロ著 宇城輝人・訳 『都市が壊れるとき』
ロビン・D・G・ケリー著 高廣凡子・訳 『フリーダム・ドリームス』
西成彦 『胸騒ぎの鷗外』
ピーター・シンガー著 戸田清・訳 『動物の解放』
美馬達哉 『脳のエシックス』
G・エドモンズ、D・ウォルトン著 小谷裕実訳 『アスペルガー・ソーシャル・ガイド』
四方田犬彦 アン・ニー編 『ポスト満洲 映画論』
関谷一彦訳 『女哲学者テレーズ』
小関隆 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える 徴兵制と良心的兵役拒否―イギリスの第一次世界大戦経験』
岡田暁生 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える 「クラシック音楽」
はいつ終わったのか?』
藤原辰史 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える カブラの冬―第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』
河本真理 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える 葛藤する形態―第一次世界大戦と美術』
山室信一 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える (タイトル未定)』
久保昭博著 『レクチャー・シリーズ 第一次世界大戦を考える (タイトル未定)』