書名:日本語はどこから来たか 著者: 津田元一郎 価格:2400円 |
目次 |
本書の主張 はじめに 序論:四元素(水、火、空気、土)/第一人称代名詞/音の意味 第一章 母 音:母音の意味/ア母音と子音の結合――アカ、アキ、アサ、アシ、アス、アタ、アナ、アハ、アマ、アラ、/イ音と子音の結合――イキ、イサ、イシ、イス、イセ、イソ、イヅミ、イ ヅモ、イヌ、イト、イネ、イミ、イリ、/ウ音と子音の結合――ウサ、ウシ、ウミ、ウラ 第二章 子 音:カ行音(カ、キ、ク、ケ、コ)――カガ、カマ、カム、カラ、カワ、キタ、キミ、キリ、クサ、クニ、ケ、コト/サ行音(サ、シ、ス、セ、ソ)――サカ、サツマ、サマ、シホ、スサ、スサノヲ、 スメル、ソ/タ行音(タ、チ、ツ、テ、ト)――タカ、タマ、ツ、ツキ、テル、トヨ/ナ行音(ナ、ニ、ヌ、ネ、ノ)――ナカ、ナミ、ナラ、ニシ/ハ行音(ハ、ヒ、フ、へ、ホ)――ハハ、ハマ、ハラ、ヒツギ、ヒト、フジ、パル/マ行音(マ、ミ、ム、メ、モ)――ミギ、モ、モノ/ヤ行音(ヤ、イ、ユ、エ、ヨ)――ヤハタ、ヤマシロ、ヤマト、イメ、ユキ/ラ行音(ラ、リ、ル、レ、ロ)とワ行音(ワ、ヰ、ウ、ヱ、ヲ)――ワ、ワケ、ワラビ、ヲカ |
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津田元一郎 つだ げんいちろう
1925年生れ。東京大学文学部哲学科卒。同大学院修了。哲学者。 世界の言葉は連鎖している。日本語と遥かに繋がるオリエント世界! 世界の言葉の音には、一定の意味の原則がある。それに照らすと、日本語も国際語のひとこまに過ぎない。古代日本語の主要な語は、オリエントの言葉であり、じつは日本語は予想外に多元複合語なのである。平田篤胤が誤解した神代文字 (日文)とハングル、大野晋『日本語の起源』は果して正しいか、音のもつ意味とその万国一定の共通性など、言葉の具体的なレベルで音韻論的に分析・検証した日本語起源論の興味津々、意欲の研究。 |