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著者:ガブリエル・アンチオープ 価格:2700円 |
目次 |
資本主義と奴隷制、そしてダンス(川北稔) 序論 第一部 カリブ海地域のエスニックな構成要素 第ニ部 ヨーロッパと植民地、そして「奴隷像」の形成 第三部 カリブ海地域の奴隷制社会 第四部 奴隷とダンス 終論 註/訳者あとがき/主要文献 |
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著者:ガブリエル・アンチオープ 訳者:石塚道子 いしづか みちこ 「問題はニグロなのだ」という挑発的な一文から始る本書は、「奴隷のダンス」という身体表現行為に着眼して著された、きわめてユニークな奴隷制期カリ ブ海地域史である。S・ホールのように、奴隷制プランテーションを、生産様式の関係性だけでなく、イデオロギーの次元の関わりをも重視しながら描き出す。奴隷制植民地についてのこれまでの歴史観を奴隷の側から転覆し、ヨーロッパ中心主義的な世界史の書換えをも突きつける。好評 既刊書『<複数文化>のために――ポストコロニアリズムとクレオール性の現在』の続編。序文は川北稔氏。 |
関連書:『(複数分化)のために』/『文化解体の想像力』/『パフォーマンス研究』
『植民地研究』/『近代世界と奴隷制』/『叢書:文化研究1 民族誌的近代への介入』
『叢書:文化研究2 異種混淆の近代と人類学』